ゲイ動画

男性同士のカップリング目的の出会い喫茶と言うか、古い言葉で言えばハッテン場が市内にある。表向きは普通の喫茶店なのだけど、店主がゲイであり、そう言う嗜好の男性たちの出会いの場となっているという話だ。ある仲睦まじい男性カップルのゲイ動画の中で、彼らが出会いの場としてその喫茶店の名前を挙げたことが僕がその店を知るきっかけだった。
僕はネットに動画を上げてアクセス数を稼いでいる類の人間だ。ただし、最近はネタも枯渇気味でアクセス数が思うように稼げなくなっていた。そんな時にその喫茶店のことを知り、これは潜入レポートをすれば面白い動画が撮れるのではないか、と思った。ある意味、リアルなゲイ動画だ。
そこで僕はカメラを忍ばせてその喫茶店に入った。客はまばらだったが、皆、男性でそれらしい空気が充満していた。僕が入店すると、一斉に視線が注がれた。きっと、品定めしているのだろう。これは一人くらい僕のことを口説いて来たら面白いことになるな、と心の中でほくそ笑みながらコーヒーを頼んだ。
ノンケのちんこ
しかし、誰も僕には寄ってこなかった。それどころか、僕から後に入ってきた男たちが次々と席を同じくしていた。気づけば、僕は一人ぼっちだった。
これはなんだろう?もちろん、僕はネタとして潜入レポートしているが、このままじゃ単にコーヒーを飲んでいるだけである。声をかけてこないゲイどもに腹立ちさえ覚えた。男性から見て僕は魅力がないのだろうか。あるいは、隠し撮りを悟られたか、ノンケであることを嗅ぎつけられたのだろうか。
面白い動画を撮りたいと言う気持ち以前に男としてのプライドを傷つけられたような気がした僕は、傷心のまま、帰路に就いたのだった。ゲイになりたいとは思わない。しかし、男が男に認められないことほど虚しいものはないのではないことを僕は思い知った。早い話、女性にモテないような男性は、男性にもモテないのだ。
その翌日、ある動画が挙げられていた。「ノンケ、うっかりゲイ喫茶に入店する」と題された動画には、あの喫茶店の真ん中でおどおどしている様子の挙動不審な僕の姿が隠し撮りしてされていた。あんな怪しい様子じゃ誰も声をかけてこないわなあ、とその動画を見ながら思った。
フェラ動画
フェラ友